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内容説明
やっと学園祭が終わったと思ったのも束の間、次は林間学校が迫ってきやがった。当然“個性者”の連中も一緒。そして同じく当然先生は学級副委員長というだけで、単なる“村人”であるこの俺に仕切りをお願いしてくるわけで…!はぁ、今回もなんとか無事に収めないとな…って竜ヶ峯、お前が学級委員長なんだし、ただでさえ大変なんだから向こうでは人類殲滅とか企むなよ?「もももももちろんですよー!」今度はなにをしでかす気だこいつは。これはまたウチのクラスの“魔王”さまを一番警戒しなきゃいけないな。この2泊3日、気が抜けそうにないぞ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
26
こう見ると個性者間でも魔王組と勇者組でもあるんだろうか。しかし、翼の顔がなんかいろんな意味で光っているせいで逆にお前、消えるのか?とか思ったり。やはり個性者が個性を活かして動いている姿を見るとうらやましく思うあたり、俺は村人に近いんだろうか。だけど、村人Aは村人じゃない可能性が微レ存?個人的には竜ヶ峰と矢刳馬が好み。2015/12/10
まるぼろ
15
さて今巻は大学園祭を無事終えた一行が休む間もなく今度は林間学校で2泊3日するでござる・・・と言った巻ですw もちろん前巻でも如何なく可愛かった竜ヶ峰さんが今巻も更に際限なく可愛くなっている仕様になっています・・・w ええもう読んでるこっちがもどかしくて仕方ないくらいに二郎との距離が縮まらないですが・・・w その二郎ですがここまで来るともう「村人A」では無く、言ってしまえば当たり前なんですが「主人公」と言う唯一無二の個性者として捉えた方が作品として合っているなと言う位の活躍を見せますw 次巻にも期待です。2014/06/05
シュエパイ
12
徐々に個性の在り方を明確にさせつつ、発揮の仕方と世間とのすりあわせ方を模索しだしたような林間学校でした。土砂降りのなか、3人手をつないで笑う姿は、よかったのです。ただ、やっぱり何だか心配なのはメドゥーサの子、次巻こそ溶け込めるかな・・・?あ、ロボ娘はなんか自由ですっとするなぁ。もう、村人さんじゃなくてマスター認定でいいじゃないか(笑)2013/03/23
わたー
10
感想埋め。今回は林間学校編。ここ最近、別の個性者に押され気味だった魔王がついに本領を発揮する。可愛い。可愛すぎる。
KUWAGATA
10
今回は新キャラもなく、主人公と魔王、そこに勇者がからみついてきて、その他のキャラがさらにその周辺にいるというような構成でした。ベテラン作家らしく、手堅くまとめてきて、安心して読み進めることができました。自制の効いた行動と、おっぱいのことばっかり考えている頭の中が絶妙な主人公はいい味出しています。世間では彼のようなのをムッツリというのでしょう。魔王が自分の気持ちに素直になっていくに従い可愛くなっていくのが好印象です。二人の仲はいかに、そして勇者は!? あとは、刊行ペースをもう少しあげてくれたらなあ(笑)2013/03/11