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メディアワークス文庫
オコノギくんは人魚ですので〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048913423
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ナツが通う城兼高校には、ときどき“人魚”が転入してくる。うまく擬態しているので見た目は普通の人間と変わりない。でもやっぱりところどころ謎めいていて、カチカチと妙な音を発したり、うっかりヒレを出したりと、なんだか目が離せない。やむをえない事情で大好きな水泳をやめてしまい、物足りない日々を送るナツは、ある放課後、オコノギくんがひとりで学校のプールサイドにいるのを目撃する。どうやらオコノギくんは、何かをさがしているみたいで…。

著者等紹介

柴村仁[シバムラジン]
第10回電撃小説大賞“金賞”を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

散桜

76
やっと読んだー(*^▽^*)オコノギくんのキャラがいいですね!ほんわかゆるい、また新しい柴村さんのジャンルを見た気がします。現実にあるんだか、完全に有り得ないんだか……個人的には"うじゃ"をみてみたい!!!!続きが気になる!ナツとかエリオットとか、ミワとか。みんないいな!個性が好きです。次も気になるなー!♪(/ω\*)2014/02/03

のいじぃ

74
読了。人になった人魚から不思議な現象、生き物が普通に存在する緩やかで柔らかな物語。表紙の癒し系オコノギくんの優しいタッチと笑顔がそのまま作品の雰囲気になっているかのようです。それだけではなく何やらシリアスな謎もあり、そのバランスが心地良い。登場人物達も年相応でありながら、どこか“変”で、お互いの距離や会話が微笑ましくも、何気にシュールな背景にツッコミを入れたくなったりも。特にナツ、気になります、ナツ。読む側も肩ひじ張らずに世界に入り込める良い一冊だと思いました。続編も読む予定。2013/11/20

蜜柑

60
人魚のオコノギ君が、人間に擬態して人魚だとバレないように学校生活を送ってるのかと思いきや、人魚がいることが普通っていう笑。思いっきりファンタジーでした。読んでて楽しかったです。もじゃとか触ってみたいなぁ!絶対可愛い。水眠症やもじゃ、イリエさんとかまだいろいろと謎だけど、退屈させない物語でした。2巻もぜひ読みたいです。2013/12/22

ひめありす@灯れ松明の火

50
オコノギくんは人魚ですので、泳げません。陸に育つ植物が好きです。ハギヤマさんはオギヤマさんではありませんので、泳げません。水に惹かれる水の愛し児です。イイヅカくんはエリオットですので変人です。遍く生物を愛しています。アイモトさんは狼娘ですので、犬歯が伸びます。孤高の美少女ではありません。ハヤカワくん、トヨダくん、トガワくんはクラスメイトですので、彼らと関わり合います。良い人達です。イリエさんは透明人間ですので、危険です。多分、もしかしたら。彼らは高校一年生ですので、彼らの青春はまだまだ始まったばかりです。2014/11/29

ソラ

41
柴村さんが描く独特のキャラクターたちの雰囲気が良いなぁ2013/01/01

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