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内容説明
鉄の箒にまたがった魔女が、夜空を滑走する。ここは「塔京」。ソウル・ウィザーズが集いし魔法の都。自分の魂を改造し、死者のソウルを消費し『奇跡』を起こす者達をソウル・ウィザードという。時計塔学園・双児宮に所属するウィザード・黒乃一将は、『自由騎士』として、自身の守護霊である不死の魔犬ブリュンヒルデと共に「児雷也」討伐クエストの任務に就く。動物霊召喚専門の異名を持つ一将は奇策により「児雷也」に勝利。焼け残ったアジトから、金髪の少女の姿をしたデバイス「ソフィア=04」を発見する。それは、一将に幸運と凶運をもたらし…。第19回電撃小説大賞銀賞受賞作。
著者等紹介
愛染猫太郎[アイゼンネコタロウ]
東京都出身。『塔京ソウルウィザーズ』で第19回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリ
34
予想以上に面白くてかなり満足!凝った設定や魅力的なキャラクターに楽しませてもらった。特に惹かれたのがメインヒロインのブリュンヒルデことヒルダ。クールに見えて意外と乙女っぽかったり、一将に近付く女の子に嫉妬する姿が文句ナシに可愛い。うん、狼というよりワンコだよね?(笑)箸が使えるのはいつになることやら。地獄産ソウルを摂取した時の二人のリアクションがツボ(笑)今回はイラストが無かった水樹瑠璃や火坂教授の活躍も見てみたいので是非続きが読みたい。バトルはもちろん、学園モノとしても充分読み応えがありそう。2013/02/16
龍
26
科学と魔術が入り交じった世界観を構築し、主人公とWヒロイン、さらに敵キャラまでしっかりキャラ立ちをさせる力量は本物。説明パートでは主人公が弟子であるヒロインに教えたり、魔法街を案内するので、ハリー・ポッターを読んでいるようにワクワクした。しかし、驚くのはその後。この説明パートに伏線が隠されており……本当に魔法をかけられたくらいにビックリした。主人公とヒロインのシーンと見事な筆力で描かれる殺陣が絡み合うラストバトルは泣ける。構成力・筆力・創造力が揃った作者に期待したい。2013/02/13
ソラ
24
C:設定が多くて最後までうまいこと世界観に入り込めなかったのかなぁという感じ。ただ、今後期待ってことで。もう一回読まないと何とも言えないなー2013/05/18
あなほりふくろう
17
いかんヒルダお姉ちゃんがぐうお姉ちゃんすぐるwww 半分くらいまで世界設定の説明ばかりだった気もするが、これが面白そうだったんだからしょうがない。この世界観は是非ヴィジュアルで観てみたい。ドラマ的にはあくまでプロローグでしかなかったのと、ラストのバトルシーンがいまいち分かりづらかったのがちょっと残念。次からは本格的にドラマを要求するので、専門用語は劣等生みたく巻頭にまとめて整理しておいてもらえませんか。2013/02/17
ニル
16
新人賞。半年も積んでて申し訳ありませんでしたと思わせるデキでございました。ちょっと説明が多過ぎるイメージもあるけれど、それも面白さに繋がっているところは、一年に一作品のみ投稿すると決めて書かれた作者さんの技術の賜物か。編集が三木さんなのも納得な、三木さんが好きそうな設定と展開。フロム脳な僕は「デモンズソウル」や「ダークソウル」を想像しながら読んでしまいました。でもあれの影響あるよね、多分。どことなくあのゲームの匂いがした。2013/08/08
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