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内容説明
「―皆の者に命ず。この女を、土牢に閉じ込めよ」その言葉に明応大学・民間伝承研究会の面々は戦慄した。太平洋上に浮かぶ九重島のある村を訪れた一行。そこは“神”をその身におろす巫女―“オガミサマ”たちが治めていた。研究会会長・楓の知人の少女・沙織が今年“オガミサマ”となる儀式に臨み、研究会はその取材を予定していたのだが…かくして彼女に宿った「何者か」の宣託により、楓は村人たちに幽閉された。解放を目指すメンバーは島の調査を開始する―。
著者等紹介
水沢あきと[ミズサワアキト]
『風の砂漠、風の塔』にて第6回電撃hp短編小説賞“銀賞”を受賞。IT企業勤務を経て、現在、都内大学研究所の非常勤研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。