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内容説明
遅刻。そう。美樹本花鈴は、やらかした。うっかり受かった名門女子校、その初日に、盛大に遅刻…!これからのことを想像して、たのしくなりそうだなあ、と思っていた矢先に!そして。そんなドジな少女を見守る、同じ制服を着た少女たち。お姫様の安比奈ひな子、委員長の服部美苗、モデルの織江巫子、万能キャラの更衣初穂。たくさんの期待と不安をまぜこぜに、ジョシコーセーたちの青春が、今始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむー
30
我ながらどうしてコレを買う気になったのか謎なまま、表紙やらなにやらの雰囲気から『ジョシコーセーは恋(百合含む)と涙と甘いお菓子でできてるの☆きゃっきゃうふふ』なおハナシかとおそるおそる読んでみたら悪くない意味でほぼそのとおりだった(笑)。あ~、痒いかゆい、全身掻き毟りたくなる。『もうすこしです』。句読点ごとで改行が入るおかげで所要時間も短い…てかこれ小説ってよりほぼ全編ポエム、ある意味実験的な作品なのかもね。まぁ暇があればハナシの種に一回ぐらいは目を通してみるのも一興かもしれないですよ。2014/02/13
ソラ
24
この作者らしい雰囲気。ふわふわした雰囲気が心地いいけど特に山場もなく起伏もなくという感じ2013/02/23
幸音
11
「みずたまぱにっく。」以来のハセガワさんの作品は、緩やかでふわふわキラキラしたジョシコーセー達のとある日常もの。憧れの女子校に入学するも高校デビューに失敗した、美少女大好きな美樹本花鈴。隣の席のお姫さま・ひな子とその友人達や花鈴のルームメイトが織り成す日常を切り取って書かれてるから断片的な印象。ひな子と親しくなるのかなと思ったらそうでもなく。ロールキャベツの話と脚の話がお気に入り。花鈴は月萌との友情を育んでいってほしいし、ひな子と近づくのかどうかも気になるし続き出てほしい。やっぱりフォント大きいんだw2013/04/13
カインズ
9
【あと一押しが欲しい】★★★☆☆ 詩的な文章で綴られた女子高生の日常物語。ほわほわした独特の文章表現で、女の子チックな雰囲気を味わうことが出来ました。ただ、通常の台詞と心の中の台詞に同じ形の括弧が使われているため、少々読みにくいと感じたところも。主要登場人物の多くが安比奈ひな子好きなのだが、その点ばかりが強調されていて他の特徴をあまり感じられなかったのも残念。また、ケータイやスマホといった女子高生らしいアイテムがほとんど出てこないことが意外でした。主人公と月萌の話がもっと読みたかった。2013/01/15
紅
8
これは、どこからつっこめばいいんだ?「ゴイスー」とか「ッス」とか「っしょ?」とかとにかく言葉遣いやら文体やらが気持ち悪い。男性作家が女子高生とはこんなものだと考えて書いているのかと思うと、すごくぞっとする。表紙やら挿絵やらは可愛いし、中身も面白くないわけではないと思うのだが……あまりにも言葉遣いがわけわからないので楽しむ領域まで行き着けなくて残念だった。2013/08/15