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内容説明
ヒューイ・ラフォレットの脱獄で混乱するNY。その中心はフライング・プッシーフット号関係者たちが集うフィーロのカジノだった。だがそこに現れた異質な人物により、事態は大きく動いていく。メルヴィと名乗るルノラータ・ファミリーから来た人物に、マイザーだけでなく、過去の記憶を持つフィーロも不信感を抱かずにはいられず―。一方、錬金術師たちもそれぞれの思惑で動き始める。NYに集まりつつある彼らの目的は何なのか。さらに、街を彷徨う詐欺師が出会うのは一体誰なのか。全ての鍵を握るのは、『葡萄酒』という殺し屋の動向だった。果たしてこの切り札を手にするのは誰なのか―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PSV
37
ラッドとクレアの出番が多くて良かった。てか、クレアとヒューイって、初対面だっけ?ラッドも良いけど、グラハムも大暴れで楽しかった。これでようやく、役者は揃ったかな。さあ、早く次を読みたいのだが、外伝と他の作品が挟まれるらしい。ガッデム。成田は「バッカーノ!」だけ書いてれば良いと思うよ(笑) ★★★★★2013/01/01
まりも
28
裏社会の住人達による物騒でド派手なバカ騒ぎ物語の19冊目。1935年代最後のバカ騒ぎとなる、カジノを舞台にした話の中編。波乱の渦に巻き込まれていく役者達は大方出揃ったわけですが、なんだかこれは本当にとてつもない事になりそうな予感がしますね。まだ幕開けでもないのに、どのシーンも読み応えたっぷりとか素晴らしいわ。特にクレアが出てきた時の何をやってくれるんだろうという期待感はハンパないものがありますね。ヒューイとクレアの組合せ面白すぎる。いよいよ始まるギャンブル劇で何が起こるのか。先が楽しみです。2016/07/08
佳蘋(よし)
21
人数も人間関係もエライことになっています。ヒューイもアレだけど、ルネも更にアレでした。クレア以外は務まらないよ、あの一家のお婿さんなんて。2013/02/05
よねはら
17
クレアって滅茶苦茶なんだけど憎めない男ですね。家族や恋人(の親族)への真摯な態度に好感が持てるからでしょうか。同じく?破綻者のルネの方がよほど恐ろしいです。カジノではどんな馬鹿騒ぎが起こるのか、今から楽しみです。頑張れネイダー…!2013/01/08
END
15
名前があるキャラは総登場させるくらいの勢いなのか!?正直アパムとかどんなヤツだったか思い出せないし。段々ネイダーの巻き込まれっぷりも面白くなってきたし、彼がヒーローになれるのか期待!そして、ルネも登場♪ネジの飛び方がやっぱり好き♪クレアとも出会っちゃったし、1935の〆はクレアとシャーネの結婚だったりして!!2013/10/28
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