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内容説明
「わたしは空太が好きよ」「ウチな、神田君のことが好き」生活破綻少女ましろと、声優志望の七海から告白を受けた俺、こと神田空太は、二人に修学旅行が終わるまでに返事を伝えると約束する―。そして迎えた北海道への修学旅行。クラスメイトの繭とやよいの策略で、俺は七海と二人で札幌市内を回ることに。その翌日には、旅行開始前からましろに頼まれていた取材の約束があり、旅行中に改めて二人と過ごすことになった俺だったが―!?変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ、新たな局面を迎える第8弾。
著者等紹介
鴨志田一[カモシダハジメ]
ライトノベル作家。1978年4月11日生まれ。神奈川県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いーたん
80
三角関係に終止符がうたれた。ましろを選ぶのは分かっていたけど、七海を応援していたので残念な気持ちもあります。空太の気持ち、分かる。魅力的な女の子が自分の周辺に複数いたら、同時に好きになるのは仕方ない。ましてや、選ぶとなったら、自分の気持ちに折り合いをつけ、理由をつけ、答えをだす。それも仕方ないことだと思う。けれど、空太は、最終的にはどちらにも正面から向き合い、二人の好きなところを認めた上で決めた。空太、かっこいいぞ! ましろ、よかったな。 七海、俺の胸で泣いてもいいんだぞ?(苦笑)2014/04/14
コリ
69
空太とましろと七海の三角関係がとうとう決着。悩んで迷った末に答えを出した空太が自分の気持ちを正面から見つめ、その想いを全力でぶつけた姿勢が見れて満足だった。頑張った…本当によく頑張った。そしてこの物語もあと二冊で終わりかぁ…。2012/10/13
た〜
57
て〜へんだ〜千尋がまるで先生みたいじゃないか(笑)冗談はさておき良い最終回でした(じゃな〜い笑)。閑話休題、シリーズ当初のドタバタ感が消えてラストに向かって走りだしたようだ。6巻に続いてラストでもおかしくないような内容だけど、あと2冊続くそうでここからどうフィナーレに持っていくのか楽しみだ。2012/10/10
さばかん
47
いつから七海に勝機があると錯覚していた……? いつから七海にも勝機があると錯覚させられていた……? いや、分かってた……分かってたんだよ……一巻を手に取ったときから分かってはいたんだ……分かっていたはずなんだ……でも……でもさ……期待したっていいじゃないか……希望を抱いたっていいじゃないか……だって……だってさ……好きになっちゃったんだもん……。 あと二冊、七海がモブに成り下がるだろうラスト二冊にはたして耐えられるだろうか……。 私のメンタル力が試される。2012/10/12
ヒロロシ33
45
北海道への修学旅行 ついに空太が決意して告白の返事をする巻 感動😍 誰がが幸せになり、誰かが不幸せになる 仕方のないことだよね 嫌だけど。 後悔しないでほしいなぁ。 2020/02/21