内容説明
死んだ後にお墓に入るのではなく、山や海に遺骨を還す「自然葬」を選ぶ人が増えている。なぜお墓に入らずに、自然に還ることを選ぶのか?人々が自然葬にかける思いと、その実践方法を葬儀の第一線からレポートする。
目次
序章 自然葬という逝き方
第1章 自然葬のいま
第2章 自然葬と宗教
第3章 自然葬と国家・文化
第4章 自然葬と家族
第5章 自然葬と意思
終章 自然葬という生き方
著者等紹介
吉澤武虎[ヨシザワタケトラ]
1953年熊本県八代市生まれ。東北学院大学文学部卒業。出版社経営(有限会社創造出版)、音楽スタジオ経営(有限会社スタジオ創造)を経て、1994年、東京・池袋に自然葬を営む、有限会社「木霊と凪」を設立。2009年、高齢者福祉に寄与することを目的とするNPO法人シニアシングル研究所を設立。NPO法人葬送の自由をすすめる会元理事・現会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Juichi Oda
2
大好きな山に散骨してもらいたいなぁと考えています。いわゆる自然葬。どんなふうにしたらできるのか?そんなことを知りたくて読みました。 HOW TO 本ではなくて、いかに人生を終えるか・・・「生き方は逝き方」という内容が軸になっていました。静かに、それでいてしっかりと考えさせてくれる本で、一気に読んでしまいました。2012/09/04
MANGA
1
著者が八代市の出身と書いてあったのにはびっくり。父の散骨をいろいろ模索しているために参考書として読んでみた。参考書というより精神的な話が中心だと思った。小説でもないのに一気に読んだ。著者の「葬送の自由をすすめる会」には熊本県にも支部があるようだ。ちょっと調べてみたいと思った。2012/09/04
kozawa
0
どうなんでしょうね。問題提起としてはありなのかしら。2012/09/13