電撃文庫 乙女ゲーの攻略対象になりました…。 〈２〉

秋目人

アスキー・メディアワークス（2012/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 344p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048865579
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[中性色]

俺ルート突入な乙女ゲー（？）ラブコメ第2弾。しかし、主要キャラ以外の掘り下げが少なかったのは前回と同じでマイナスかなぁ。今後続けて出していく予定ならいいんだけど、この手の作品で伏線を積みまくってるのはいいのかどうか……。主人公が死亡フラグをへし折ってでも恋愛関係になってやる！という感じなら楽しく読めたかもしれないかなぁ。キャラはいいと思うので、掛け合いを楽しめるならいいかもしれないかな。騎士プ。

2014/08/05

[シュエパイ]

成功なのか失敗なのか判らないエンディングを迎えて、いよいよ死亡フラグが乱立しだしたね(笑)あぁ、確かに騎士プの安定感が半端ないよねっ！ヒロインは騎士プ説を推奨でwはたからみてると、どう考えても特殊攻略ルート一直線だよなぁ・・・（苦笑）

2012/05/19

[星野流人]

死亡ルートが盛り沢山な乙女ゲーの攻略対象になぜかなってしまった主人公が、今回もヒロインから攻略されるのを回避すべく逃げ回ります。ストーリーそのものもそうですが、小ボケを交えつつ進んでいく軽妙な文章は、読んでいて楽しいです。『騎士プ』は一体何者なのか……未だ明かされぬ謎ですね。 しかしこの巻以降、続刊が出ていないということは……これで打ち切り、でしょうか？ ううむ……容赦なく完結編すら出さない打ち切りは、電撃文庫の悪いところです。 ベストイラストは、25頁のレイア様。 7/10点

2015/07/25

[524]

☆7↑　乙女ゲーの攻略対象である主人公が、自らの死を回避するためにフラグを折り続けるドタバタラブコメの２巻。登場キャラたちによるギャグが面白いのももちろんなのだが、主人公の行動はすべて運命決定論（この場合はゲームのプログラム）によって支配されていると考えながら読んでみると、また違った視点で読めるのが興味深い。また、主人公視点ではなく、「FORTUNE CROWN」のプレイヤーとしての視点にすれば、確かに主人公の行動やフラグ管理はバグとしか思えず、その意味でも面白い。【お気に入りキャラ：桜実琴】

2012/05/17

[ハルクイン]

死亡ルート確定を防ぐために奮闘するものの、ことごとく裏目になって慌てているのが楽しい。法条姉妹と笠城くんが好きだな。笠城くんが可愛く思えてきた。乙女ゲーのエンディング的にはたぶん12月の定例舞踏会がカギだよね。展開が楽しみです。あ、あと私はたけのこくん派です。

2012/06/19