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内容説明
「桜坂君さ…バイトしてみない?」大学のゼミの同窓会で再会したアイドル的存在の伊織に持ち掛けられたのは、小さなオフィスの無線LAN導入。それなりに場数を踏んできた工兵は、かわいい女子からのその誘いを断り切れずに受けてしまうがそれが泥沼への第一歩で!?そんな表題作ほか、怪しげな新製品の検証を描く「今すぐ始める?検証作業」、新卒なのになぜか採用の面接官を立華と一緒にすることになる「絶対合格?採用面接」、さらには橋本課長と姪乃浜梢にまつわる掌編を収録。萌えるSE残酷物語第6弾はシリーズ初の中短編集。
著者等紹介
夏海公司[ナツミコウジ]
兵庫県出身。『葉桜が来た夏』(電撃文庫)で第14回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
72
今回は箸休めという感じでしょうか。短編集でした。ついに面接担当者とかやってる。、2022/01/31
朝夜
71
読了。今回は短編集ですね。同窓会で再開した可愛い同級生にパシリにされた工兵、あんなに仕事が忙しいのに副業なんてやるなよ… さて、個人的には最近経験した面接官と披露宴のスピーチが中々楽しめました。まぁ、最近の面接は受けにくる方がとんでもないやつが多いのでもっとカオスですが(笑 最後は梢視点の短編。思考回路が愉快だなw お酒と煙草はやめるのに相当大変みたいですし梢の禁酒はまだまだ実現できそうにありませんねw2014/02/09
よっち
42
短編集。工兵が大学時代のカワイイ同級生にいいように使われているのを、立華が自ら乗り込んで落とし前をつけたり、それを有志と共に助けた薬院さんがひっそり名乗りをあげていたり、立華と工兵が採用面接してカモメさんの従弟が登場、橋本さんの結婚スピーチ話とか、それぞれの話がなかなか面白かったんですが、最後の梢さんがあまりにもぶっ飛んでて全て持って行きましたw そんな周辺女性陣の近況報告編のような話で、工兵は彼女たちに確実に包囲されつつあるわけですが、本人鈍いしひとりごと聞こえないしで、これからどうなるんでしょうね。2014/02/07
akira
41
いやーシリーズの中で一番面白かった。ずっと吹いてた気がする、ネタ回最高!PC関連の安請け合いは禁物。知り合いも要注意だなと。区切りつけておかないと、延々と時間と労力を使わされるハメになる。いろいろネタ語録があったけど、一番ツボったのは「じゃあいっそ分担しますか?社長に怒られる役とお客さんに怒られる役」…もう涙しか出てこない。個人的には梢回が好きでした。普段振り回す側が振り回されるといいなぁ。てか梢さんちょっと痛いけど、大阪人だしあざといしスタイルいいし個人的に理想の嫁かもぇ…2013/01/31
中性色
32
おまえの一族はいったい何なんだよ。というわけで、シリーズ初の短編集。個人的に面白かったのは検証作業と採用面接。というか、基本的に倒した(?)相手の方が栄転していってるのは気のせいか。今回はいろんなキャラの掘り下げがメインになってるけど、いろいろとまともじゃない。というか橋本さんあとひとつでさんじゅっ(ry。個人的には加奈子と梢が好み2016/11/10