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内容説明
ひょんなことから『世界を管理する』“機関”のエージェントになってしまった楠木統十郎。世界を滅ぼそうとする魔王と戦ったり、銀行強盗の手伝いをさせられたりと、日夜“並行世界”で起こるトラブル解決に駆り出されてオツカレ気味の統十郎を労って、優しい上司(猫耳ロリ娘)が慰安旅行をプレゼント!?青い海、白い砂浜。夜は浴衣姿の相馬姉妹(?)と祭りを楽しんで、心身ともにリラックス―なんてウマい話があるわけもなく、突如街中に現れたモンスターを相手に生き残りをかけたサバイバルが幕を開ける。痛快スラップスティック・コメディ、第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
11
言い張る勇気。話としては面白いけれど、スラップスティックというよりは単にSFパニック映画といった感じ。それと、これ最後に交わるからこそ面白いと思うのだが、ほぼ最後まで分断されているので、転換が激しいのもマイナスかと。ただ、相変わらず主人公トリオというより統十郎のキャラが立っているのだけはいい。女騎士わざわざ出す理由は知らんけど2017/05/29
シュエパイ
4
今度は人間が妖魔に堕ちた市街地でデストローイだぁ…と。前巻からの間に、えらく酷いエージェント生活で縦横無尽に駆け回り、ガッチリ系になったりエルフの貴族とフラグを立てたのに気がつかず踏みにじってたりと、素敵な活躍ぶりの彼。うんうん、ドリルはロマンだよねっ!(笑)愛を叫んで世界を救うよねっ!(笑)相変わらず、いい意味で酷いなぁw2012/01/09
のちの(ry
1
なんというか、全てが間違っている本。この作品の2冊目を出すという負け戦然り、表紙詐欺然り、そして何より「こんな本」に籠められてる作者の本気度然り。何故、何故南井さんは、こんな作品を仕上げてしまったのか・・・、この場合、作者は意地が悪いというより、極端な皮肉屋なんだ、と理解するべきなのだろう。ともあれ、非常に悪趣味な本であることに間違いはないが、やっぱり俺は、この作者こと南井大介さんを嫌いになれない。むしろこういう本を出すからこそ、より惚れこんでしまった感はある。罪作りなお人だよ、本当。2012/03/29
真林
1
表紙と内容の差が激しすぎる作品。コメディタッチの表紙なのに、内容はB級パニック映画っぽい。一巻でのドタバタコメディはどこへ行った。ぶっ飛んだキャラのおかげでまだましになっているけど、落ち着いて見直すとこれはかなり怖いぞ…こういうコメディもありなのかな2012/02/12
長門たつた
1
前回のドタバタ劇から一変、超絶スプラッタな話でちょっとだけどうしてこうなったと思わないでもない。何となく説明不足を感じるのはいつも通りだが、主人公が変なヒロイズムを発揮したりしないし、譲れない部分が一貫しているのはとてもよい。アメリカ映画によくある、ファッキンビッチ!的なセリフ回しが大変面白い。とはいえ、ピクシーと魔女みたいな感じの話もまた書いてほしいところ。これ前回も書いた気がする。2012/01/19
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