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内容説明
「あのぅ…昨日、俺を殺しませんでしたか?」ある日突然殺され、翌日にはなぜか普通に蘇っていた少年・遙彦。殺したのは同じ学校に通う後輩で、校内でも随一の美貌と愛らしさをもつ少女・三日月彼方であった。同じころに巷で噂となっていた「切り裂き魔」が彼女のことではないかと推測した遙彦は、朝方、学校の昇降口で恐る恐る声をかけてみるのだったが…?果たして三日月彼方とは何者か?なぜ遙彦は蘇ったのか?2つの謎の交錯点には『人ならざる者』の影が蠢き…!?切り裂きに魅入られた少女と、死なない身体となった少年の、狂気と喪失と絆の物語が幕を開ける。
著者等紹介
小林三六九[コバヤシミロク]
北海道出身。東京都在住。ライトノベル作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たこやき
6
心の歪みにアヤカシが取り付く……。設定的には、どうしても『化物語』を意識してしまう。ただ、登場人物が多く、次々に発見→問題解決と流れていくので、どうしても駆け足感を感じてしまう。主人公とメインヒロインである彼方の関係もやや掘り下げ不足だと思う。無理やりにでも、しっかりとまとめたのは評価できるけど、もうちょっとキャラクターを減らして、ゆっくりと描いても良かったかな、と思う。2012/02/19
シュエパイ
5
妖怪に取り付かれ、不死身の体を得た少年と、それぞれの妖怪の持つ特性に翻弄される少女達……何となく、ばけものがた・・・いや、いいや。ストックホルムシンドロームなのか、単にもともとそういう性癖なのか、少年・・・2011/12/11
ソラ
4
「あのぅ…昨日、俺を殺しませんでしたか?」ある日突然殺され、翌日にはなぜか普通に蘇っていた少年・遙彦。殺したのは同じ学校に通う後輩で、校内でも随一の美貌と愛らしさをもつ少女・三日月彼方であった。同じころに巷で噂となっていた「切り裂き魔」が彼女のことではないかと推測した遙彦は、朝方、学校の昇降口で恐る恐る声をかけてみるのだったが…?果たして三日月彼方とは何者か?なぜ遙彦は蘇ったのか?2つの謎の交錯点には『人ならざる者』の影が蠢き…!?2012/01/01
KEI
4
購入。あるアヤカシに憑かれ不死となった少年と斬裂症候群〈キリサキシンドローム〉に憑かれた少女の話。どことなく既視感。そこはかとなく話とイラストが合わないんだよ。単純に好みの問題だけどさ。キル(殺/斬)デレのヒロインはわりかし良かった。でも、ページ開いた瞬間にカラー口絵で下着はやめてくれ。さすがに引いた。まぁ、可もなく不可もなく、続きは買いはせず。2011/11/14
YO-HEY@紅蓮ロデオ
3
作者の文章がとても合わなかった。変な体言止めでドヤ顔ならぬ、ドヤ文がかなりの頻度で出る。話も、ポンポン進むけど、中身のないキャラがずっと動かされてる感じ。この前にホライゾンとバカテスっていう、キャラがとても生き生きしてるの読んだのもあって、読むのがとてもしんどかった。2015/04/07
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