出版社内容情報
高校時代の著者をふりまわした初恋の純子。愛の妖しさを初めて教えてくれた美代子と佐代子姉妹。性の自信を取り戻してくれた千景。破滅へとエスカレートしてゆく久美子との愛・・・。
内容説明
恋して、愛して、学んだ!失敗と挫折、そしてめくるめく歓喜。著者の体験を通して語られる、赤裸々な恋愛論。『阿寒に果つ』『ひとひらの雪』『化粧』『失楽園』etc。名作の裏には、実在の女性がいた。
目次
1 純子の章―ふりまわされた恋
2 姉妹の章―初めて知った愛の妖しさ
3 澄子の章―自殺未遂の女
4 千景の章―性の自信を取り戻す
5 真由美の章―強すぎる女への戸惑い
6 裕子の章―逃げられて追いかけて
7 貴子の章―自らの美学に生きる
8 お市の章―ほかすには惜しいから
9 久美子の章―性愛にかけた愛
著者等紹介
渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。医学博士。70年『光と影』で直木賞を受賞。80年に『遠き落日』で吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RUN DOG
1
渡辺先生、もてすぎ。2013/11/28
zx-sho2
0
J-★4たぶん、各章の女性の名前は、その人の性格や愛の形を表しているだろう①純子の章〜ふりまわされ恋。②姉妹の章〜初めて知った愛の妖しさ。③澄子の章〜自殺未遂の女。④千景の章〜性の自信を取り戻す。⑤真由美の章〜強すぎる女への戸惑い。⑥裕子の章〜逃げられて追いかけて。⑦貴子の章〜自らの美学に生きる。⑧お市の章〜ほかすには惜しいから。⑨久美子の章〜性愛にかけた愛…あとがき2014/05/18
D21 レム
0
びっくりしました…。今の時代なら、ちょっと最悪な男性ですな。むきになってチェーンキーをのこぎりで切るところは、恐怖を感じるとともに、「作家になる人は違う」と思ってしまいました。2011/03/20
みゆきちゃんが好きー
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エピソード1つ1つは楽しいんだけど、なんかなぁ~。2010/05/28
ayuminuki
0
うーん。。理解できず。なんで、結婚したんだろう?2010/05/29