わが人生の歌がたり―昭和の追憶

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048850292
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0095

内容説明

つらい時、悲しい時、私は歌を歌って生きてきた。こんな時代だからこそ昭和歌謡を聴きたい。個性的な歌い手が次々と登場した、昭和40~50年代。作家として多忙を極め旺盛に執筆したころ、時代もまた多くの歌謡曲を生んだ。

目次

第1章 作家五木寛之、誕生のころの歌(作家への階段を登り始めて;受賞後、おしよせる原稿依頼の波 ほか)
第2章 熱い政治の季節の歌(『青春の門』と『ブルーライトヨコハマ』;『青年は荒野をめざす』で作詞に挑戦 ほか)
第3章 京都の閑居で聴いた歌(メディアから距離を置いた休筆期;高度成長の裏に漂う寂寞たる思い ほか)
第4章 全力疾走の時代の歌(よみがえった小説『凍河』;高度経済成長に取り残された庶民の哀感 ほか)
第5章 躁の時代の歌(時代のシンボル、ピンク・レディー;異国情緒と懐古調 ほか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県に生まれる。47年、朝鮮より引揚げ。早稲田大学文学部露文科中退。66年、『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞受賞。『青春の門 筑豊篇』で吉川英治文学賞をうける。ニューヨークで発売された、英文版『TARIKI』は大きな反響を呼び、2001年度「Book of the Year」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年度第50回菊池寛賞を受賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、85年より執筆を再開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

5
五木さんの三分冊の最後のものですが、自分の生きてきた経験とともに心に残った歌についての話をしてくれました。やはり戦後日本に帰ってきた時や学生時代の話のほうが最近のことよりも面白いイメージが残りました。早稲田大学も除籍や中退とでは全然扱いが異なることがわかりました。2013/08/30

メルセ・ひすい

3
昭和40~50年代。つらい時、悲しい時、私は歌を歌って生きてきた。こんな時代だからこそ、昭和歌謡を聴きたい…。懐かしい流行歌と共に語り尽くした完全版自分史。NHKの「ラジオ深夜便」のトークに加筆した自伝。2010/01/01

takkan

2
それぞれの時代をいろいろと思い出しました。2009/12/27

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