人生問題集

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048850131
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

屈託と疎外感をチャーミングの域に押し上げ、全国の女子に絶大な支持を得てしまった歌人、自慢じゃないが私も充分おかしいと胸を張る辣腕(本当)精神科医。異色のコンビが真っ向から挑むのは、白樺派的理想の世界はたして現代日本に“新しき村”は生まれるのか!?愛、孤独、友情、家族…ぬきさしならない人生問題の数々を、現役“文学青年”たちがとことん考えすぎてみた、ただならない2人のままならない人生論。

目次

1 友情
2 怒り
3 救い
4 秘密
5 努力
6 孤独
7 仕事
8 家族
9 不安
10 記録
11 言葉
12 お金
13 愛
14 読書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノーマン

28
読んだ本、千冊目はこの本。ちょっと変わってるけど、『自覚がある変わり者』な二人だと思う(自覚があるなしって大きい)透明な水が必ずしも純粋な水とは限らない。とりあえず、なんとなく穏やかな外見の人には気をつけよう‥この二人みたいにすごい深読みされてるかもしれないから(笑)この本に書いてあった一度やってみたいこと→よその子供へのちょっとしたお礼として、本屋で好きな本を選ばせる。粋だ!でも実際は、ジュースの一本でも買ったほうが喜ばれるんやろな(笑)2016/10/15

ジョニーウォーカー

14
読友推薦本。確かに面白い対談集だったが…う~んどうもこの春日武彦という精神科医が好きになれない(患者のことを小馬鹿にしたような物言いとか。それよか大学まで母親の買ってきた服着てたって、そっちの方が異常だろ!)。あと、なんとなく穂村弘の発言に余裕というか自信がみなぎりだしている感じがして嫌だった(笑)。結婚したからかな?2009/08/20

五月雨みどり

12
一人っ子として育ち世の中との違和感を抱えて大人になりきれない「ヘタレ」おっさん二人の対談集。毎回「愛」「孤独」「友情」「家族」「秘密」「お金」などなど一筋縄ではいかないテーマに立ち向かう,現実世界でうまく立ち回れない二人の心の中(闇?)は果たして。あまりにも赤裸々な告白や驚愕のエピソードで対談は進み,爆笑必至。そして何ともいえない読後感。いやぁ面白かった。待ち合わせに来ない人を時計(スマホでなくて)眺めながら待っている,そんなひとときにおススメ。2021/07/08

tom

12
春日武彦という精神科医のことが少々気になり、その手始めに図書館に注文したのがこの本。穂村さんは、知人女性について「それなりの年齢になったのに、両親と川の字になっている」と語る。春日さんは(彼の患者なのか、知人なのか分からないのだけど)、「父親と息子がパンツを共有していてねえ」と語る。おいおい、そんなこと語ってしまって、そのことを知られたら、ちょっと困ることになるんじゃないのと、妙なところに目が行ってしまって、その他のことは、少しも頭に残らないという不思議本でありました(笑)。2018/08/08

とろこ

11
おもしろかったんだけど、もっと穂村さんは振り切れてる方が好きだなーと少し物足りない感も。わたしたちの、「なんてゆーか、ほら、うん、そーゆう感じ」なことを言葉にするのがうまい人たち。2013/01/22

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