目次
1(一人、教室;世界の終点)
2(五線をたどる指;海へ投ぐ ほか)
3(野火の響き;五月の金平糖 ほか)
4(正論とカーテン;外側にいる寂しき自由 ほか)
5(脈打つ水;先に ほか)
著者等紹介
立花開[タチバナハルキ]
1993年生まれ。愛知県出身。2011年愛知県立津島高等学校在学中に「一人、教室」で第五七回角川短歌賞を受賞。2012年結社「まひる野」に入会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
11
立花 開(たちばな はるき)1993年生まれ。「まひる野」所属。2011年、高校在学中に「一人、教室」50首で第57回角川短歌賞を最年少で受賞。「その唇にさびしきことを言わせたい例えば海の広遠などを」「うすみどりの気配を髪にまといつつ風に押されて歩く。君まで」2023/06/14
りっとう ゆき
5
君の心に廃墟はありて喉元までまといつき咲いている沈丁花/去年より毛羽立つマフラー巻きつけた中でしかもう君の名を呼べぬ/右の額を車窓につけて眠りし日 世界にもたれて揺られていた日2021/11/04
トマス
3
表紙とタイトルの美しさを裏切らない歌集で、ひかりの中に佇む優しい歌が多いのが心地よい。一方、心の中をぐっとつかんでくるような思いきった歌もあり、生活と寄り添いながらも夢と現を行き来するバランスが上手い。短歌をじっくり浴びる時間が欲しいときに良い歌集。2022/12/03
すずき
1
綺麗な情景の歌が多い2022/06/30
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