出版社内容情報
第1章 俳句の特色と魅力
発句と俳句/真情の秘密/女性と俳句/俳句は懐鏡のようなもの/月並とは/写生の眼と真実の眼/季語の新旧/
秘められた言葉の重み/北窓とひとりの世界/才智の甘えを捨てる/推敲について/巧拙を超えるとき/俳句と相撲/
一日一句、そして三百六十五日/題詠の効果/薬効の現れるとき/自選と他選/料理のこと釣りのこと/童心と成心/子規の二句
第2章 秀句十二か月
第3章 添削と助言
第4章 自作の周辺―四季の眺め
内容説明
実作者の心得から具体的な添削例まで、俳句上達の秘訣が満載。すぐに役立つ実践的入門書!
目次
第1章 俳句の特色と魅力(発句と俳句;真情の秘密;女性と俳句;俳句は懐鏡のようなもの ほか)
第2章 秀句十二か月
第3章 添削と助言
第4章 自作の周辺―四季の眺め(春;夏;秋;冬)
著者等紹介
飯田龍太[イイダリュウタ]
大正9年、山梨県生まれ。國學院大學卒。昭和29年より「雲母」を編集。37年、父蛇笏の死去により「雲母」主宰を継承。44年、句集『忘音』により読売文学賞受賞。56年、日本芸術院賞恩賜賞受賞。59年、日本芸術院会員に任命される。平成4年8月、「雲母」900号をもって終刊。平成19年2月25日、永眠。86歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tasuku Kinjo
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俳句ってプロほど小難しい言葉を使って素人の僕は置いてきぼり。入門書読めばわかるようになるのかと思って読む。前半は名作を先生が解説。「いうまでもなく」という言葉が出て鼻につく。解説というのがそもそも馬鹿らしい。解説がないと伝わらない作品は本当に名作なのか。しかし後半は面白かった。投稿俳句を先生が語の位置を一つ変えるだけでこんなにも印象が変わるのか。場面と気持ちがすごくわかる。これを求めてるんだよ俺は。"入門"ではなくて、俳句をかじった人向けだったかな。残念ながら小難しい俳句をわかるようになる本ではなかった。2020/07/19
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