出版社内容情報
宇多喜代子、大串章、長谷川櫂、復本一郎、黛まどからが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。青春が結晶する、高校生俳句の珠玉の作品集。
内容説明
俳句の新しい扉が開く、新時代の一句。11,022通のなかから栄光をつかんだ作品集。若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。
目次
序に代えて(山口ヨシ子)
選考委員から(俳句の虚構性について)
最優秀賞受賞作品
第21回神奈川大学全国高校生俳句大賞選考座談会
入選作品
団体賞受賞校
一句入選作品
応募高校一覧
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
22
単に瑞々しい感性と言うには、あまりにも広すぎる。一人の人間としての有り様が表れている。素晴らしい!2019/11/30
私的読書メモ3328
2
俳句は難しいなと読むほどに痛感します。特に、良し悪しを判断するとなるとそれはもう難しく、このような賞、コンテストとして選ぶとなると、審査員の苦労が偲ばれます。しかし、今回の入選作はいずれも、俳句としてはどうなんだろう、とういメッセージ性のあからさまな強さや題材の特異性に拠っているところが多く感じられ、首を捻りました。2019/12/01
水際
1
高校生といえども、学校を題材に俳句を詠む人は意外と少ないんだなぁと感じた。それよりもむしろ、家族との時間を詠んだ句が強く印象に残る。その中にも、仲の良い家族であったり、反抗期真っ只中であったりと、詠み手それぞれのココロの事情が俳句に投影されていて面白い。2019/05/14