出版社内容情報
美味な本だと思ったら大間違い! 不味い、奇妙な食べ物にこそ文学がある!
作品数は140タイトル、作家は104名、食材+メニューは346品目!! O・ヘンリー「アラカルトの春」のライスプディング、リン・ディン「食物の召喚」のラーメン・プライド、カポーティ「クリスマスの思い出」のフルーツケーキ、アンドルー・ショーン・グリア「フリン家の未来」のカラマリの墨で煮たカラマリ、エリス『アメリカン・サイコ』のSUSHI、バンヴィル『プラハ 都市の肖像』のダンプリング、ピンチョン『重力の虹』のワインゼリー、ブローティガン『アメリカの鱒釣り』のクールエイド、ゼーバルト『目眩まし』のグーゲルホフ、ダイベック「パラツキー・マン」のパラツキーetc.。美味しいものばかりとは限りません。いや、むしろ……。
内容説明
つまみぐい、積もり積もれば、フルコース。メルヴィル『白鯨』の揚げパンからオースター『ムーン・パレス』のチキンポットパイまで140タイトル!!店主・柴田元幸が英米文学を「食」の観点から調理した、お腹一杯になる奇妙な文学エッセイ集。
目次
Menu
Hors d’Oeuvre
Fish
Meat
Specials
Beverages
Desserts
あとがき対談
著者等紹介
柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年東京生まれ。東京大学文学部教授、英語英米文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきあかね
viola
kaoriction@感想&本読みやや復活傾向
たー
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