出版社内容情報
「毎日新聞」「読売ウィークリー」「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)、MBSラジオ「特集1179」で紹介! 親と先生と、教育に携わる全ての人々に読んでほしい話題の本。小学生も読める読み仮名付き。
内容説明
中学卒業の学力は漢字は名前しか書けず、数学は九九が2の段まで。英語の単語はBOOKしか知らない落ちこぼれが編み出した“オール1の勉強法”とは?全国に衝撃を呼んだ「オール1先生」初の著書。
目次
第1章 オール1の落ちこぼれ先生―オール1先生の授業
第2章 どん底の十代で考えたこと―“いじめ”と“学校嫌い”
第3章 アインシュタインとの出会い―アインシュタインと彼女
第4章 定時制高校での猛勉強―目標は超難関大学
第5章 オール1から大学受験へ―大学受験
第6章 なぜ勉強するのか―大学生活
第7章 オール1教師の学習法―落ちこぼれの勉強法
著者等紹介
宮本延春[ミヤモトマサハル]
1969年、愛知県に生まれる。15歳、中卒で見習い大工に就職。17歳、フリーターでミュージシャンを夢見る。24歳、定時制高校入学(私立豊川高校)。全国模試で上位に、数学は県内トップになる。27歳、難関国立大学に合格(名古屋大学)。大学院まで9年間研究に没頭する。37歳現在、私立豊川高校教諭。落ちこぼれの気持ちがわかる「オール1先生」として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
29
母からもらって再読。実家でお泊りした時に再読してたら母がドナドナするって言うので、中学校へ寄付することにしました❢2021/12/04
ヒデミン@もも
29
娘がこれ良かった❢と手は渡してきた本。うん、そうだね。諦めずに頑張ることも大事だけど、やっぱり環境って大切。人との出会い大事にしたい。2014/02/13
ichi
27
【図書館本】小学校時からイジメられ、勉強もできなくて中学時はオール1の成績だった著者。アインシュタインとの出会いで物理を学びたい目標ができ、現在の妻が彼女の頃に勧めてくれた定時制高校へ行き、先生にも恵まれ国立大学合格。周りの環境も良かっただろうが、著者も言うように自身の夢や目標が勉強のキッカケとなるのだろう…。この本は「よし、自分も勉強頑張ろう!」と思わせてくれる作品。受験生、何か学びたい。という方にオススメ。2016/10/02
アイオライト
22
このエッセイを読んで思うことはいくら一期一会とは言ってもただ出会うだけではだめなんだろうなということでした。もしも作者がいじめられていておちこぼれの真っ只中…精神が参っている時に「勉強なんてしなくて良いじゃん。俺らと遊ぼうぜ」という人がいたら、仲間を手に入れ、同じ落ちこぼれの仲間意識を持ち堕落していく一方で、こんな風に堂々と自分の人生を語る事などできなかったと思うのです。…なんだか勉強方法とかじゃなくて違うことに気づいてしまったような気がするけれど、それもまたエッセイの楽しみなんだろうなぁ。2015/03/20
MIHOLO
17
受験生をみかけたり、ドラマ受験のシンデレラとか見てるからか、勉強がらみの本を物色してたらみつけた本。しかも故郷の高校だし、著者と年代も近く、勉強嫌いに親近感を覚え読んでみた。うむ。本人の努力が一番だけど、誰と出逢うかが大きいよね。出逢うだけなら、誰だって日々気付かないだけで、出逢ってるのかもね。2016/08/02