感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
24
初めて読んだと思っていたのに、自分の感想文がすでにあってびっくり。笑。自分の頭がいかに素通りレベルの記憶しか蓄えていないのかが、わかる。スウェーデンボルグという霊界を知る男の話や、明恵という坊さんの話は、どちらも真実らしいし、それを信ずる水木さんも、嘘はつかない方だった。だから、霊界はどうやら本当にあるらしい、という強い印象が残った。周囲の人に相談はしないが、今後1人でこの道についてもっと探求していこうと思う。2016/01/11
おーすが
12
スウェーデンの神秘家スウェーデンボルグ、チベットの魔術師ミラレパ、ブードゥーの神官マカンダル、『夢記』を記した明恵。神秘家の逸話にはロマンがあるが明恵は結構いかれている。ゴキブリ人間…!2020/11/20
みーなんきー
3
水木しげるさんが根っから信じる霊界、と実世界との間を行き来できる人間のその方法や様子を詳細に記録。各々不思議な話だが、水木さんの真摯な伝聞のために、こちらまで真面目に信じてしまう。今まで見た事も聞いた事もない不思議なお話。とても読み応えがあった。2014/10/23
がんぞ
2
18世紀ヨーロッパの神秘主義思想家スウェーデンボルグ、「ストックホルムの大火」をロンドンで遠隔視したのは同時代の確かな記録であり(他にも事例は多い、自身の死亡日を予見していたなど)、カント、ゲーテのちにユングなどが解釈をしている。しかし彼の記した『霊界』にはナンセンスもあるような/チベット仏教の成就者、大呪術師、精霊も従えたミラレバ(1052〜1135)/18世紀フランスの植民地サン・ドマングにおける大反乱の精神的支柱ブードゥの始祖マカンダル/19〜60歳「夢記」で「夢が現実であり、この世は仮り」明恵上人2018/02/26
月光密造者
0
中世ヨーロッパの神秘主義思想家スウェーデンボルグ、ミラレバ、ブードゥの始祖マカンダル、「夢記」を記した明恵上人を収録。2010/08/21