内容説明
“知恵の海”が私に教えてくれたこと。チベットの小さな村で生まれた少年は、人類の叡知の伝統を志す。清明な精神生活から中国のチベット侵攻、インド亡命、そして日本へ…波瀾万丈を生きた老僧が濁世に伝える魂の遍歴。
目次
第1章 少年の頃
第2章 ロチェン・リンポチェとの出会い
第3章 扉が開かれる
第4章 まわり道
第5章 驚異の体験
第6章 夢と現実
第7章 高い頂をめざして
第8章 ヤンティ・ナクポ
第9章 不吉の前兆
第10章 運命のいたずら
第11章 ラバと愛馬
第12章 インドの日々
第13章 六義園のカモ