内容説明
裏千家の若宗匠で、トオマス・マンに造詣の深い著者が、ドイツ文学を中心に、ヨーロッパの文化や歴史に想いをめぐらせながら、人生の深奥を軽妙なタッチを織りまぜて描いた、珠玉のエッセイ集。
目次
金髪碧眼のウタ
パラダイス・ロスト
暗鬱たる予感
「時」のざわめきの中で
15分の虹(海;ファンタジーワールド;夢見る人;ビーダーマイヤー;イシの作家;見得を切るヘッベル;カロッサのはにかみ;分裂と超克;横丁の日記帳;青春は短し;思い出を紡ぎて)
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- 和書
- 無理しない生き方