出版社内容情報
命の叫びに耳を傾ける 東洋医学の現場から体を気遣う人々へのメッセージ
東洋医学の医師が、健康に不安を抱える現代人に向けて綴る「気づきの医学」の物語。癌治療に苦悩する男性の東洋医学との出会いと体への気づきを通して、治療の実際と生命が本来もつ力を平易に解きあかす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百太
24
そうなんです。東洋医学って胡散臭かれ増ます・・・悲し。って作者さんドクターなんだ!それも仙台出身。嬉し。2019/08/24
しこみ
1
実話を基にした物語形式。ポイントは繰り返されていて、言いたいことは、西洋医学は対症療法で短時間で症状を消してしまうため、患者は治ったと思い、それまでと同じ生活を繰り返す。当然再発するし、慢性的なものになる。それを断ち切るのが気づき。気づきを助けるのが東洋医学。気づきを得た人は、病気と縁を切ることができ、生活そのものが変わるから再発はせず、医療機関から離れられる。西洋医学は医者に治してもらうもの。でも、東洋医学は自分と向き合うことで自分の体を整理整頓し、自然治癒力を引き出し、自分の生命力を奮い立たせる。2016/02/27