内容説明
頼まれた荷を届ける「走り屋」の少女リンディは、ある日、王城の竜術師から荷を託される。それは、ドラゴニア王国の命運を左右するという王竜の卵だった!走り出したリンディを次々と襲う困難、そして後を追う竜騎兵―。竜術師見習いのアッシュ、謎の男ゼオンに助けられながら、リンディは荷を届けるため、王国の未来のため、命をかけて走りつづける。
著者等紹介
みおちづる[ミオチズル]
埼玉県生まれ。『ナシスの塔の物語』(ポプラ社)でデビューし、児童文芸新人賞、椋鳩十児童文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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宇宙猫
23
★★★★ 面白かった。ストーリーはお約束だけど世界がきちんと作られてるし、いろんな場所でいろんな竜が出てくるのが嬉しい。児童書っぽく最後はあっけないけど楽しい1冊だった。2016/07/21
さなだ
11
図書館 リンディの真っ直ぐな走りっぷりがよかったなぁ。命をかけて走りつづける。 続編出たらアッシュとリンディの恋愛とかあるのかな〜?ゼオンかっこよかった!このふたり絵も見たかったです(裏表紙にいるけど、もっと大きく)。2011/10/26
円舞曲
9
読後感が爽やかで面白かったです。続編に期待したいです。2011/06/28
こめっこ
7
ドラゴンが好きならオススメの王道のファンタジー。 ぜひ続編を読んでみたいです。2016/08/04
08
6
荒んだ大人(わたしだ)に優しい王道の物語だった。リンディが真っ直ぐないい子で終始応援しっぱなし。ファンタジーではあるけど、物語の根底にあるのは教育や学びの平等、かな?生い立ちや性別で教育の質?が異なるのは悲しいかなこの現実世界でもあるしな…、とか考えながら読んでたらアッシュの台詞にウルッときてしまった。続編あると嬉しい。やるな銀のさじ…2014/04/05