内容説明
落語家・小六の内弟子となった、不器用で取り柄のない青年、真人。下町での修業生活、芸も地位もある師匠は、しっかり者の女房に頭があがらない。少しずつ噺も身につき、晴れて前座・今戸家小春の名を貰ったが、その頃、落語界に事件が―。
感想・レビュー
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侍の笛1吋
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落語家志願の若者が、弟子入りを願い入門してからのお話し 途中描写の視点が、弟子になったりおかみさんになったのはご愛嬌。 寄席の描写もきちんとされていて、寄席に行った気分になれる。 続きがあれば読みたいですね。2022/07/18
kiyoboo
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面白かった。 作者の才能に驚いた。 ただ、時代設定は昭和の方がいい。 あと、あの人は死ぬ必要がないと思う。 今度は、DVDを観ようと思う作品だった。2012/03/05
ko1kun
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読みやすくてすぐに読了したんだけど、なんか救われない結末で嫌だなぁ。読むんじゃなかった。映画化されるみたいだけど大丈夫か?2011/03/02