九十九怪談〈第3夜〉

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048740746
  • NDC分類 147
  • Cコード C0093

内容説明

現代百物語の新スタンダード、シリーズ最新作!「新耳袋」をしのぐ怖さと感動の99連発。

目次

借り
お礼
終電後
夜間走行
赤い軽自動車
路地
再会
肝試し
トンネル
自転車〔ほか〕

著者等紹介

木原浩勝[キハラヒロカツ]
怪異蒐集家。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、映像ゲーム、トークライブ、フィギュア、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

p.ntsk

52
シリーズ3冊目。今回は動物ものやドッペルゲンガーというか生霊系の話が多かった気がします。印象に残ったのは1話目『借り』。「三百年前の借りは返した」ってどんな因縁だったんだろう。このシリーズは1話見開き1ページくらいの分量でもの足りなさは感じるけど煽りやへんな解釈がないのがいいです。 2019/08/04

しおつう

19
前半は乗り物をテーマにした話が多く掲載されていた。乗り物の怪異と言えば、最も有名でベタなものはタクシーの後部座席の怪だが、そういうのは無く、電車から自転車まで幅広い分野での不思議な話しが並んでいる。やはり乗り物で言えば、当たり前のことかもしれないが、乗車人数が少ないもの程恐怖感が増すということがわかる。自転車など、本来1人で乗るものに何者かが介入してきたら、怖いに決まっている。2022/04/08

メイロング

9
九十五話あたりを読んでいたら、弱い地震のように家が揺れ、階段の方を猫が歩いて行くような音がしました。一度休憩して、ひとしきりデタラメな歌とダンスの後、残りの四話に挑みました。猫はいませんが、私は元気です。さて、楽しみにしていた第三夜。「超怖い!」というより、いい話が多かったように思います。これくらいなら「まぁ、そんなこともあるかもね」で済むレベルで、満足しながら読み進められました。ええ、九十五話あたりまでは。2011/02/06

SPICE

8
新耳テイストらしさが出ている一冊。これぞ!と言う話や 。記憶に残りそうな話は無かったのが残念。軽く読み終えるのが、寂しく感じた一冊です。2014/10/26

HANA

6
他の実話怪談みたいにいたずらに恐怖を追い求めるのではなく、不思議な話を中心にまとめている。出てくる怪異もどこか牧歌的な印象で、怖いと言うよりは懐かしい気持ちを思い起こさせる。殺伐とした世の中、このようなどこか懐かしい話を読むのもいいものだと思った。2010/07/13

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