内容説明
謎の携帯番号「089」にコールしたことにより、もうひとつの裏側世界が見えるようになってしまった編集者の白雪亜夢子は、自らの持つ携帯電話を狙われ続け、異形のモノとの追いかけっこはまだ終わらない。一方、亜夢子の担当作家である天生勇希斗は、ある秘密を抱えたまま、マスクの女に襲われている少女を助けに向かうのだった!“封じられた記憶”と悲しいすれ違いによる、絶望のゲームが始まりの鐘を鳴らす―!ハ・イ・リ・コ・ン・ダ・ラ・ヌ・ケ・ラ・レ・ナ・イ。「このミス」大賞受賞作家が放つ、予測不可能なデンジャラス・ゲーム。
著者等紹介
上甲宣之[ジョウコウノブユキ]
1974年生まれ。立命館大学文学部卒業。新阪急ホテルに勤務する傍ら、2003年『そのケータイはXXで』(宝島社)が、第1回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し球として刊行されデビュー。エンタテインメント界で、いま最も注目されている作家のひとりである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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