内容説明
澤村勇介は、何でもごちゃごちゃと考え込んでしまう癖のある、釧路の高校生。ある日、軽音楽部の天才ギタリストJJと、美少女ミズキに出会い、さまざまな疑問に真剣に対峙する「思想結社X」を結成する。高校時代、3人は友情を育むが、それぞれが別々の道へ。数年後、再会を果たした3人。しかし、すでにあの当時のままではいられるはずもなく…。出会い、友情、別れ、裏切り、絶望、再生…世の中のあらゆる問題を解決できるシステム“究極の真理”を思いついたある男の、爽やかな暴走と蹉跌と再生の物語。
著者等紹介
鈴木剛介[スズキゴウスケ]
1969年、東京都生まれ。上智大学文学部哲学科卒。外資系広告代理店、築地魚河岸、特別養護老人ホームに勤務後、カナダに渡り、乗馬クラブのマッカーとして、半年間ボランティア活動を行う。帰国後、『THE ANSWER』を自費共同出版。同書が角川書店より改訂の上、再販。即、増刷となる。以降、専業作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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