青雲の大和〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048738859
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

若き英主、中大兄皇子を戴いて決起した中臣鎌足の深謀。同志と共に蘇我を討ち、国家改新の大業をめざす前途に待ち受けるものは―。

著者等紹介

八木荘司[ヤギソウジ]
1939年、兵庫県生まれ。京都大学文学部卒業。63年、産経新聞社入社。大阪本社編集局社会部長、同編集長、東京本社論説委員長を経て、編集特別委員。92年、有沢創司の筆名による小説『ソウルに消ゆ』で第五回日本推理サスペンス大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆうpanda

30
俳句で蘇我入鹿の亡くなった日、「蘇我入鹿忌」について調べたくて読んだ。鎌足と入鹿、嘗ての学友だった二人。鎌足に心を開いていた入鹿が策略にあって殺されてしまうのは気の毒に感じた。入鹿と鎌足が手を組んで運営をしていったらどんな国になっただろうか。鎌足を正義として描かれた物語だったので、入鹿の描いていた国の形がやや見えにくかった。俳句の資料としてはやや残念。国際感覚に優れた、聡明な人と再評価されているとも聞いたのだが。2020/04/09

6
中臣鎌足が善良な人物として描かれている歴史小説。初心者でも楽しめました。2015/05/31

しゅ

4
日本史の勉強で最初に覚える「無事故(645年)の国を造ろう大化の改新」。中学生の頃は、「大化の改新=蘇我入鹿暗殺」で蘇我入鹿を暗殺して簡単に大化の改新が成し遂げられた、と思い込んでいた。しかし、若き中大兄皇子と中臣鎌足をはじめとする大和を思う人々の協力と活躍により、成し遂げられる様子がこの本で展開され、この時代に対する理解が大きく広がった。2018/11/04

さとみ

2
大化の改新、中臣鎌足と中大兄皇子による蘇我成敗、歴史で習ったことのを今見ているかのように展開していく面白さ。この二人ってこんなキャラクターだったのかなとか、入鹿が以外に好人物!?とか、教科書には出てこない登場人物の活躍に、とてもワクワクしました。上巻で一番クライマックスと思ってた入鹿暗殺をこえてしまったので、下巻に何があるのか。改革大変そうだけど楽しみでしょうがないです。2018/08/29

depo

1
図書館本。「遙かなる大和」が面白かったので、図書館から借りてきた。今度は大化の改新。下巻が愉しみ。2021/06/17

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