グラウンド・ゼロ

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048738675
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

新聞記者・岡谷章文は、ある雨の夜、道端に倒れていた男を見つけた。その男は、「とめろ。奴をとめろ」という謎の言葉を残して、意識を失ってしまった。行きがかり上、救急車を呼んで病院まで付き添った岡谷だが、男は身元のわかるものを身につけていなかった。しかし警察の捜査の結果、この男は、近隣で起こった少年誘拐事件の容疑者らしいことが判明する。思いがけない特ダネに巡り合った岡谷は記者としての興味をそそられるが、この好奇心のせいで、とんでもない大事件に巻き込まれていく!小さな出来事が連鎖して、やがては世界を揺るがす非常事態に―!読むほどに背筋が凍る、ノンストップ・スリラー。

著者等紹介

保科昌彦[ホシナマサヒコ]
1963年、香川県生まれ。2003年、『相続人』で第10回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、角川ホラー文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きらら@SR道東民

15
主人公は、ダイハードのジョン・マクレーン並みについていない男の新聞記者。突拍子もないストーリーに、かなり強引にもっていかれ、しかもこのラスト、どうなるの・・・結果を読者にまる投げ過ぎます。2015/03/29

tetsu

4
★3 ジェノサイドを思い出すようなこの小説にはつっこみどころは多々あるが、第五福竜丸事件からちょうど50年後にこの話題が取り上げられている小説を読み終わったのは単なる偶然か? 福島第一原発事故も収束まであと何十年もかかるかと思うと気が遠くなる。2014/03/01

ふう

3
確かにノンストップでは読めたけど、先が知りたくてワクワクする内容だからというより、ヒットしたアクション大作(邦画)がTVでやり始めたからどうせならこのまま観ちゃうかみたいな感覚…とりあえずこの本はドラマ、映画っぽい話なんだなw読みながら何か引っかかってたんだけど、途中で(ああ、AKIRAだ)と。思い出せてすっきり。追伸:あの見取り図いるか?2008/10/15

外道皇帝

2
途中までは悪い方へと転がる事態の推移を楽しみに読んでいたのですが、ラストがあっけなすぎ。いきなり公安警察やSAT登場とか大河内一族の力をもっと描いてから登場させてくれないとあまりに強引過ぎ。2008/12/04

でこぽん

2
病院に監禁されていた少年を救い出したという誘拐犯。いったいどういうことなのか、何が何だかわからないのを読まされていたかと思ったら、途中からホラーになっちまったよ。あ、そういえばこの作家はホラー大賞出身だった。終盤にあった戦前の日系人の話は面白かった。2008/09/24

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