内容説明
数多くの名シェフを生み続ける名門料理学院SWAT。超落ちこぼれ生徒の理恵には、二つのヒミツがあった。合気道の達人であること、そして、元警察官であること―。名門料理学院に次々とわきあがる、謎の数々。推理ならお任せ?元警察官の理恵と仲間たちが、事件に立ち向かう。
著者等紹介
井上尚登[イノウエナオト]
1959年神奈川県生まれ。東海大学工学部卒。会社員を経て放送作家となる。99年『T.R.Y.』で第19回横溝正史賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はるこ
20
読みやすくて、料理の知識も増え、面白かった。元警察官の唐沢をはじめ、キャラも分かりやすいし、卒業後や恋愛方面も気になるので、続編が出てほしい。今作だけで終わると物足りない。2014/10/18
さんつきくん
18
元警察官で、合気道の有段者の主人公理恵。そんな理恵がフレンチのお料理学校に通う。ミステリーの要素を含みつつ、エンタメの要素が強く面白く読めた連作短編集。正直、料理はやらないので、料理の描写は斜め読み。登場人物も面白い。敵対関係に当たる正木は所々、嫌みを言うものの、理恵に恋心を抱いているのではないかと思わせる描写が目立つ。主人公理恵の癖、緊張すると相手を合気道で投げ飛ばしてしまうと言う癖。そんなやついるか?と疑問を抱きつつ。小さな事件を解決したり、料理家の卵として成長していく姿を興味深く読めた作品でした。2017/02/04
ルート
14
料理学校SWATに通うメンバーのお話。すでに社会人経験を経て入学したメンバーがほとんど。緊張すると相手を投げてしまう主人公の理恵。実際に遭遇したら大変だな笑。料理の話題とともに、ミステリもほんのり。意外と重めの事件もあり。2019/05/16
とふめん
14
完読できず。 料理学校?が舞台で不思議なことが起こり謎解きしていく。主人公は緊張すると人を投げ飛ばす謎の癖。 面白くなかったわけじゃないけど、盛り上がりも少なかったな。2017/01/13
み
14
さくさくと♪表紙のイメージが違うような、最初ちと違和感が^^;皆さんのキャラも日常のプチ謎解き話しも温かい系で好みでした(^o^)続作出たらイイなぁ。2015/01/10