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世界の果てに生まれる光

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048737913
  • NDC分類 913.6

内容説明

「ジョンを背負って7000メートル」12月9日。構成作家のボクは、ジョン・レノン追悼番組で使った彼の巨大な写真パネルを、たった一人で六本木から新宿ゴールデン街の店まで約7キロも歩いて運ぶことにした。「ナッツ」仕事もお金もすべて失った中年男・里村のもとに、かつて自分の店に出入りしていたデリヘル嬢の奈々が訪ねてきた。奈々は癌にかかって死にかかっているハムスターを里村に預けにきたのだ。「プリズムの記憶」ライターの洋介とフォトグラファーの麻里は、雑誌の仕事を通して出会い、やがて深い関係になった。そんなある日、洋介は玉川の多摩水道橋で待ち合わせをしたが、麻里は現れなかった…。喪失の悼みを抱え、もがき苦しむ人間を優しく包みこむ、静かな救済の物語。

著者紹介

明川哲也[アキカワテツヤ]
1962年6月17日生まれ。早稲田大学卒業後、フリーライター、放送作家などを経て、90年、ドリアン助川の名で「叫ぶ誌人の会」を結成。バンド活動のほか、パーソナリティーを務めていた深夜ラジオでは、若者から多数の人生相談を受け、注目を集める。99年解散後、2000年から02年、ニューヨークに在住。03年から明川哲也の名で小説を中心とした創作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)