魔神館事件―夏と少女とサツリク風景

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048737609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

身に覚えのない女性からの一本の電話により、「魔神館」と呼ばれる館の落成パーティーに参加することになった高校生・白鷹黒彦。道すがら出会った不思議な少女・果菜とともに、妖しげな彫像がひしめく館に一歩を踏み入れるが、それは想像を絶する殺戮の始まりだった。ありえない連続殺人の犯人は、深淵から召喚された魔神の仕業なのか。

著者等紹介

椙本孝思[スギモトタカシ]
1977年、奈良県生まれ。2002年『やがて世界は詩に至る』でデビュー。その後、ホラーミステリー『THE CHAT』シリーズ、『明日、キャロラインカフェで』を発表。若者を中心に絶大な支持を得る、今、最も注目のクリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

29
洋館・招待客・殺人事件・・・。王道のミステリーの要素満載の作品でした。綾辻行人の作品を彷彿とさせる雰囲気で、最後まで楽しめました。2013/03/19

椎奈

21
≪2013.0601図書館≫書店で文庫に惹かれ図書館で借りた本。登場人物がみんな個性的で魅力があった。殺戮シーンというか、殺され方の説明?のところは多少つまずいたけど、最後まで飽きずに黒彦と一緒に推理をしていた。まぁ私の推理なんて当たった事が無いから笑、続きが気になってさくさく読み進めることができた。果菜に関してはとても気になる…あと、黒彦の推理シーンや果菜との会話とかは面白かったなぁ。さて、次のシリーズも読みますか!2013/06/18

フリスビー

16
西尾維新の「クビキリサイクル」に雰囲気似てるな、と思って読んでましたが、最後全然違いましたね。と言うか、犬神博士が美味しいところ全部持って行った感じで、黒彦の立場はいったい……。うーん、トリックはちょっとアンフェアな感じがしますが、全体的な雰囲気は良かったです。ハテナの謎は気になりますが、続編を読むかは微妙。2013/07/15

たみ

8
屋敷に集められた人々、嵐で外に出られず電話もつながらない、1人ずつ殺されていく…といったストーリー。場所もキャラクターも個性的でわかりやすく、この人誰だっけ?もなく読めましたが、トリックが許容できるかどうかは人によって分かれそう。途中から脱出ハラハラドキドキ系に切り替えつつ便乗殺人が交じっていたりなんかするとミステリーとしてもっと楽しめた気がします。屋敷の見取り図が最初にのってるんだけど、こういう見取り図ってめっちゃわくわくする。2017/05/26

Dr.strangelove

5
好みのトリックだっただけに、扱いが雑なのが残念。重みのあるトリックなら、ページを割く比重もそちらへ傾けて欲しい。キャラクターの魅力は少ない文字でも語れるはず。次作を読むかはちょっと微妙な線。2015/06/03

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