内容説明
おだやかな秋晴れの陽の匂いとともによみがえる、ほろ苦い恋とセイシュン。記憶の奥にしまい込んだ大切な「あの時」をたぐり寄せ、読む者すべての胸を焼き焦がす気鋭の会心短篇集。
著者等紹介
日向蓬[ヒナタヨモギ]
1969年、大阪府生まれ。2002年、「マゼンタ100」で第一回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。同作を収録した短編集『マゼンタ100』(角川文庫)は、女が心で濡れるエロス、と話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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