天下布武―夢どの与一郎〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048737234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

織田信長への厚い忠誠心と深い友情で結ばれた若武者たち、長岡与一郎(後の細川忠興)、万見仙千代、荒木新八郎。本願寺攻めに出陣した与一郎は、新八郎の父・荒木村重の陣で不審な動きに気づく。村重は、毛利・足利義昭に内通しているのか…?毛利方の背後にある謎の勢力「用捨一揆」とは。

著者等紹介

安部龍太郎[アベリュウタロウ]
1955年福岡県生まれ。国立久留米高専卒業後、作家を志して上京。図書館勤務等の傍ら作品を発表し、小説家に。89年から一年間、「週刊新潮」に発表した「日本史 血の年表」(90年『血の日本史』と改題し刊行)で衝撃的なデビューを飾る。作品は他に、直木賞候補となった『彷徨える帝』をはじめ、2005年、『天馬、翔ける』で第十一回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Aki

9
「対決!日本史」が滅法面白かったためまだ未読の本書を手に取る。与一郎こと細川忠興が主人公。ほぼ前知識なく読み進めるもやはり信長、秀吉、光秀などのキャラが立っている中、信長の小姓達の若さが瑞々しく描かれる。国際情勢を上手に取り込み、戦場での戦いよりも鉄砲や火薬の入手ルートを巡る駆け引きが興味深い。下巻は如何に。2020/09/29

紫夏

4
死は生の終わりではなく到達点なのだ。問われるべきはどれだけ長く生きたかではなく、どれほど鮮やかに生き、見事に死んだかである。 半分でギブアップしてしまった。火坂さんと何が違うんだろう?2015/08/18

でにろう

3
信長物語かと思ったら、細川忠興の若い頃(与一郎)の話だった。信長を中央に置きながら、与一郎目線での時代の移り変わりや、イベントなど、今まで余り見た事のない角度からの物語が面白い。背景の説明が丁寧すぎて、時々テンポが悪く感じるが、色々勉強になる。下巻も楽しみ。2013/03/29

花曜

3
荒木村重が変態過ぎる2010/02/14

コウラク

2
忠興よ…そなたはガラシャ夫人の顔を見た庭師を殺したほどのジェラシー大名ではなかったのか…。本書での細川忠興こと長岡与一郎は涼やかで文武に長けた若武者でかっこ良く描かれております。それはともかく、物語は信長の小姓として仕えた少年時代を描いており、てっきり利休や織部なんかが出しゃばってくると思っていた私には、なかなか新鮮です。荒木新八郎がいいねぇ。2013/05/20

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