内容説明
11年前、抜刀術・名雲草信流本家を悲劇が襲った。末の妹・綾が放火により焼死してしまったのだ。犯人は、一年後、別の現場に残された遺留指紋が決め手となって捕まった、飯浜幸雄。名雲家長男・修作がつきあっていた奈津の父親だった。修作の父・名雲和也は公判に出廷した飯浜に襲いかかる騒動を起こし、その後、失踪。奈津は母親とともに土地を離れて行った。そして飯浜にはその後死刑判決が出たが、執行はいまだなされていない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
7
読みご応えあり。時間がかかってしまったが、ハラハラどきどき、胸を詰まらせながら読了。他に何らかの解決法がなかったのか。根本的な根っこの部分で人間性が違うと理解し合えないか。残念な気がした。沢木さん、面白い。大満足。2012/11/07
夜梨@灯れ松明の火
1
図書館2016/03/19
ちょこら
1
★★★★ ボリューム多めだったけど、ハラハラしながら楽しめた。途中で気になっていたことも最後で回収された。構成的に見事。2016/01/31
★sumie★
1
読みづらかった…
yosssy
1
しんどかった。ストーリーは良いけれど、何しろ文章が頭に入ってこなくて。。。文体の相性ってあるのかな。とにかくハッピーエンドでホッとした。2012/02/12