心の壁、愛の歌

心の壁、愛の歌

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048736244
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

未来のことは誰にも分からない。でも、過去が希望を与えてくれることもある―。ベストセラー『水曜の朝、午前三時』の気鋭の新たなる傑作。

著者等紹介

蓮見圭一[ハスミケイイチ]
1959年秋田市生まれ。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年に刊行したデビュー作『水曜の朝、午前三時』は各紙誌で絶賛され、ベスト&ロングセラーに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

39
蓮見さん3冊め。帯を読んで面白そうだったので図書館より借りて帰りました。『テレーゼ』と『結構な人生』が良かったです。そして最後の『ハッピークリスマス、ヨウコ』は作風が違い 喧嘩ばかりしてしまう奥様と知りあって自分が恋に落ちた頃のトキメキを思い出し・・ 面白かったです。2019/03/06

イチ

24
表題作を含む6篇の短篇集。蓮見さん2冊目。う~ん。困った。前に読んだ『水曜の朝、午前三時』の印象が強烈すぎたのかこの作品の良さが分かりにくい。まぁ、自分の読解力不足なんですが…。その中で「テレーゼ」「ハッピークリスマス・ヨーコ」は印章に残る短篇。特にハッピークリスマス・ヨーコは一人語りで面白い文体なのにラストで泣かせる上手い構成。内容も昭和感が強くて好き嫌いがはっきり分かれる作品かもしれない。2018/04/30

北川

2
六つの短編集。夜光虫をはじめ、ちょっぴり泣ける話たち。自分は「アーノンクールのネクタイ」が一番心に残ったかな。交わされる会話がイイ。「私たちの人生は過去にあり、願望は未来にあって、現実というものは存在しない。私たちが実在と呼ぶものは、思い出と希望とから紡ぎ出される」うーん、深い。蓮見さんの本は初めて読んだけれど、違う本も読んでみよう、と。2010/09/17

読書家さん#mdQf51

1
潜水艦の中での忘れえない夜を語る「夜光虫」 終戦前後の長崎を行きた「テレーゼ」 が印象的だった。2023/09/07

ふじひろ

1
蓮見圭一を続けて読んでいる。これはシチュエーションが様々な短編集。 シチュエーション、テーマは様々なのだが、何故か各短編から受ける印象は同じ。不思議だ。 「時間が過ぎる切なさと優しさ」2017/07/07

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