出版社内容情報
エモーショナルな筆致で綴る、傑作ハードボイルドの誕生!
内容説明
尾木遼平、46歳、元刑事。職も家族も失った彼に残されたのは、3人の居候たちとの奇妙な同居生活だけだった。家出中の少女が彼の家に転がり込んできたことがきっかけで、ある殺人事件に巻き込まれてしまい…。新人離れした筆力で綴り上げた、痛みと再生の物語。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞W受賞作。
著者等紹介
伊岡瞬[イオカシュン]
1960年東京都武蔵野市生まれ。日本大学法学部卒。広告会社勤務。『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞W受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
44
伊岡瞬さんデビュー作。ハードボイルド小説。主人公は人生を捨てた元刑事という設定が人間味があって良かった。不幸過ぎてこちらも辛くなるが、どう展開するのか気になり、読む手が止まらなかった。虹の話が印象的だったで、タイトルがピッタリ。2021/11/29
薦渕雅春
36
2005年 第25回 横溝正史ミステリ大賞受賞作。テレビ東京賞も受賞。本著が著者のデビュー作なのか? たまたま図書館で借りてみたが面白かった。ミステリー と言うよりは ハードボイルド? 主人公は元警察官の尾木、なぜか訳ありっぽい3人の居候と同居、そこに若い女性がもう1人加わったのが不幸の始まり? 同居人は段々と紹介されるが、尾木遼平の下の名前が出てくるのは70ページ。遼平の過去や同居人との出会い、それぞれの繋がりが要所要所で語られ飽きさせない展開となっている。タイトルに含まれている「虹」の由来も良かった。2021/05/20
もぺっと
35
伊岡さんのデビュー作。スラスラと読み始めたが、終盤がややこしかった。表現がユニークで、センスあるなあと感じた。ハードボイルドということで、危ない場面も多いけど主人公の寂しさや優しさが伝わってきた。2017/10/25
ミーママ
34
図書館の本📚️ 犯人が意外だった。 ハードボイルドなんだな。良かったと思う。2024-72024/01/27
taiko
30
訳あり男女と同居する元刑事尾木の元に、新たな同居人が加わった。彼女に殺人の嫌疑がかかり、真犯人を尾木が探すことになる。…デビュー作とのこと。展開も面白かったが、折々で出てくる尾木を含めた尾木側の人達の辛い事情に胸を痛めながら読んだ。 その小出し感も上手い。 真相はちょっと驚くものだったけれど、そこにたどり着くまでが面白かったのでありですね。 人間味溢れる尾木が好ましい。 それぞれが今後は幸せになって欲しいと願います。2022/07/06




