学校犬クロ

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  • サイズ B6判/ページ数 95p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048735278
  • NDC分類 916
  • Cコード C0093

内容説明

クロ。生年不祥。1960年から1971年まで、長野県松本市深志高校に飼われていた実在の犬。学校に迷いこみ、住むところを作ってもらうと、玄関で生徒の送り迎えをし、教室にも顔を出す。毎日かかさず校内を夜まわりしたことから、番犬として職員名簿に名前が載る。病気のときには生徒の募金と励ましにより一命をとりとめた。

著者等紹介

藤岡改造[フジオカカイゾウ]
1923年、長野県松本市生まれ。長く松本深志高校に国語教師として勤務。特に現代文の講義には定評があり生徒に親しまれていた。クロの世話役をしたことから、『職員会議に出た犬・クロ』を執筆し、クロの名を全国に広めた。若いころから筑邨(ちくそん)と号して俳句を作るほか、小説・エッセイ集など著書が多い。現在、東京都在住

滝川照子[タキガワテルコ]
1931年、長野県塩尻市生まれ。実際のクロの姿を知る日本画家。橋本明治画伯に師事。小学校教諭として11年間勤めたあと画業に専念。日展特選・日春賞受賞。『滝川照子画集』がある。現在、日展委嘱・日春会会員。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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yesod

1
1960年代の実話。迷い犬が高校に住みついた話。学校祭で西郷隆盛の犬(銅像)としてリヤカーにじっとしていたとか、夜の見回りを先導したとか、授業にも職員会議にも出席したとか、ほのぼのとした話がいっぱいありました。今はこういうことできないかもしれない。今にない良さが昔には確実にあったなと思います。自分の子ども時代も思い出しました。2013/04/18

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