内容説明
嘘、いじめ、そして孤独―悪意うずまくキャバクラ『ベイビーキッス』を舞台に哀しいまでの狂気を描いた戦慄のエンタテインメント。
著者等紹介
小川勝己[オガワカツミ]
平成12年『葬列』で第20回横溝正史賞を受賞し、デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
11
『彼岸の奴隷』の小川勝己の四作目。キャバクラ「ベイビーキッス」のキャストたちの互いへの憎悪と携帯ウェブサイト空間でのやり取り。狂気も感じるが2002年という大昔の作品なので、時代を感じる。キャストたちはやたら陰湿で下らねぇことですぐ怒る。こいつら15歳くらいで前頭葉の成長が停止してるだろ。エグさは控えめ。ミスリードがあった。2020/04/18
nori
3
Redundant story for girls but no possible climax which protagonist would assault in her Omise. Also I wonder if building website with chat function might be difficult for ordinary people in 2002. If 2 channel was used, it will give more reality for story.2016/12/20
いなこ
2
彼岸の奴隷に続き違うパターンだがこれも面白かった。キャバクラとネット。名前がキーワード。最後突拍子もない方向にいって笑った。でも留美のお母さんは可哀想だな…2016/06/01
nalo
2
よくわからない!キャバクラの匿名性とネットの匿名性をリンクさせた骨子も、書き分けが、あまりくっきりしていないせいか驚きはないし、アリバイトリック、動機、凶器、犯行とも、何がしたかったのかわからない謎の作品。2011/11/22
@
1
平成14年9月30日初版発行(単行本1500円+税、Kindle550円) 「ベイビーキッス」とはキャバクラのこと。 キャバ嬢の会話を読んだところで得るものはないので挫折。2025/04/01
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