出版社内容情報
藩の江戸屋敷大目付・篠原総右衛門に暗殺を命じられた徒目付の華月十馬。だが、五人の刺客はひと太刀も合わせぬまま、倒されてしまった。相手は人に触れずに斬れる剣―妖剣を遣ったのだ。「妖剣」をはじめ、「童子物語」「介護鬼」「飲み屋の客」「追いかける」に書き下ろし小篇５作品を加えた時代小説怪異譚。
内容説明
藩の江戸屋敷大目付・篠原総右衛門に暗殺を命じられた徒目付の華月十馬。だが、五人の刺客はひと太刀も合わせぬまま、倒されてしまった。相手は人に触れずに斬れる剣―妖剣を遣ったのだ。「妖剣」をはじめ、「童子物語」「介護鬼」「飲み屋の客」「追いかける」に書き下ろし小篇４作品を加えた時代小説怪異譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へいぞー
2
個人的には「介護鬼」が印象に残りました。無意識にそう思ってしまいそうな状況に恐怖を覚えてしまいます。全編通して、得体の知れない剣客が度々登場。私には、厳しい剣の道自体が恐ろしく思われました。2019/03/10
よう
1
1作目同様、人外の者との剣のやりとりが主題の、長さがまちまちな短編集。面白い。2013/06/09
ゆう
0
主に追い追われる剣豪達の物語が収められている。もちろん、黄昏時あの世風、もしくはこの世のモノとは思えないテイスト。どの話も設定・キャラクターとも一回きりでは勿体ないほど決まっている。2013/07/18
