薬師

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048732321
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

砒素混入事件に遭遇した大学助教授の日下部。彼の周りで事件の被害者達が次々と殺されていく。警視庁の刑事の協力を得て謎に迫る日下部が辿り着いたのは、かつて人肉を薬として食べていた村で起きた毒殺事件だった!?

内容説明

“日本人の薬膳”という本に関わる文化人類学者・日下部のまわりで起きる連続殺人事件。次々と発見される患部を抉り取られた末期癌患者たちの異様な死体。これらの事件に秘められたものは何なのか。女性刑事・水野薫の協力を得て、事件を追う日下部が辿り着いたのは、かつてある村で行われていた人食の歴史だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わさび

5
時代もの作家の和田さん?なのかな、思ってた感じと違ったけど。どんどん謎が壮大になっていって、どこに着地するんだろうと思った。難しいとこもあったけど、嫌いではないかな。2017/05/21

ゆきらぱ

4
読むと勉強になるというか、食についての知識になるという箇所がたくさんあるし、料理の場面も豊かな文章。ただしあまりに登場人物が多すぎて、まったく感情移入できないし、次から次へと殺されるしでさすがに事件が好きな私も呆れました。2014/03/17

ゆっちゃん

3
薬草や薬膳が様々と出てきて起きる事件の流れは、読んでいて、面白い内容だった。が、最初の60ページ位まで主人公の「わたし」が、男なのか女なのか分かりにくい文だった。たぶん、主人公が薬膳料理の説明をしたり料理のようなことをするから分からなくなってしまうと思った。更に「わたし」がよく分からないから、今、3人でいる場面だと思うが2人なのかな〜?と文がよく分からないところもあった。更に、更に、あまりにも殺人事件の回数が多くて誰がいつの時点で死んだのかも分からなくなってしまう感じがした。でも、薬草、漢方で起きる事件や2013/06/22

那由多

1
殺されすぎて怖かった。

ゆー

1
登場人物が多すぎて、一人一人の殺される必然性が薄い。人肉の村というモチーフも、おどろおどろしくて、秘密めいていて、のぞき見たくなるような魔力を感じるが、それを現在の殺人の動機にすると、ただの安っぽいオカルトになってしまう。「闇の世界」というものが、ひとにしられるのをきらうのなら、なぜこんなに派手な殺人を犯すのか…?ツッコミどころが満載… ★★☆☆☆2017/12/12

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