内容説明
きっとだれかが傷つく。でも、だれも傷つけたくない。私はみんなが幸せになる方法をさがす。自分が傷ついていることも知らずに…。さまざまな恋、家族、大人へと移りゆく少女のみずみずしい視点で描く長編恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マコ
4
沢野ひとしってどクズだなぁ。他人事だからにやにやしていられるけど、本当にクズだなぁ。他の本にも似たような家族状況、不倫エピソードあるし、半分くらい実話ベースなんだろう。相手は紫陽花の頃の人が?しかも、実話を自分の都合の良いように書き換えてあるな。娘があんなに都合よく受け入れるわけないじゃん。最後愛人に捨てられた風に書いてあるけど、実際は中絶させてボロアパートに住ませたままたいした金も渡さずにフェードアウトするみたいに捨てたんだろうな。よくこんな小説書けたね。などと想像しちゃうくらいやっぱりどクズだわぁ〜。2023/07/08
りょうけん
4
☆5つ ふーむ。フーム。この本を読み終えて本当にそういう ふーむ という心境です。 作者の沢野ひとしはイラストレーターです。ですがこういう小説本などもたまに書いている様子です。最近では『クロ日記』という題名の愛犬エッセイがとても感動的なものでした。 で、この本ですがこれはあれでしょうかサーノ画伯の私小説なのでしょうか。まさか全部本当というわけがないですが、半分くらいはあてはまってしまっているような気がします。そう思うとやけにおもしくなってついに☆は5つになってしまったのです。 すまぬ。 2014/01/04
wasabi
0
過ぎた日のことを振り返って怒っても仕方ない。もう戻れないんだから、今を生きましょ。ってのが『帰らぬ日々』らしい。“うまへた小説”だな、こりゃ。2006/09/21