内容説明
新進の童話作家で幼稚園経営者の深沢将人は、開かずの金庫から奇妙な文書を発見する。調べてみると、それは中世キリスト教の異端カタリ派の聖典『イザヤ昇天録』であり、そこには亡き母の手による書き込みがあった。「イザヤにとって、マナセを殺すことは、絶対に避けることのできない運命だ。お前は必ず、ここへ来ることになっている」正体不明の発作に加え、新任の保母・小津江真奈世のオカルトめいた言動に悩まされていた将人は自らの洗礼名イザヤとの符号に愕然とし、精神的に追いつめられていく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dra-wrappin
1
うーむ。まあ意外な犯人なんだろうけど…。ややオカルト、宗教よりなので、それに耐えられない人には読みづらいかな…。2010/09/25
shibatay
0
再読2010/11/22
ren
0
好みのモチーフがてんこ盛りなのに、文体が好みじゃなく、ちっとも楽しめなかった。登場人物にもあまり魅力を感じないし。もっと何か、グイグイ惹き込まれるものがほしいなぁ。結局、ネタだけ拾い読みして終わる。 図書館にてタイトル借りしたが、思えば初見で手に取ったものでハマれたものが一度もない。どんだけ見る目ないんだ。2011/09/25
モッチ
0
★2008/05/09