幻の女

幻の女

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048731171
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ひとりの女が殺された…。警察もメディアも見向きもしない事件の裏側に、東西の闇社会が蠢く巨大な陰謀が―。そして、十年以上別人として生きてきた女の過去。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koo

5
 東野圭吾の「秘密」と日本推理作家協会賞同時受賞した作品。弁護士栖本が主人公で自分の前から姿を消した愛人瞭子に5年ぶりに出会った翌日瞭子が刺殺され犯人も逮捕されているにも関わらず事件に違和感を感じ1人捜査を進めるハードボイルド小説。序盤の謎の提示は中々魅力的ですがヤクザが全面的に関わるストーリーはある種何でもありで自分の好みではないですし主人公栖本、被害者瞭子の造形もイマイチな為栖本が捜査する説得力に欠けました。同じプロットでもっと社会派的に感動的に描けたと思う色々惜しい作品でした、ラストも惜しい。2023/10/11

おふねやぎっちらこ

3
主人公のモチベーッションがどうも・・・何故そこまでしらべるのか?私ならすぐにあきらめるのに,主人公が酒ばかり飲んでいるのは気に入った。2004/04/21

shiaruvy

2
【1998.10.10 4刷】 よっぽどのハードボイルドマニアでなければ,時間の無駄。 もっと面白い本はたくさんあるよ。 日本推理作家協会賞受賞作にも大外れ在り!2017/08/25

元吉

1
★★★★★ 殺された恋人の秘密を探っていくと、そこには大きな裏社会が立ちはだかる。弁護士である主人公の栖本誠次は一人で真相を探ろうと、裏組織と戦う。そして恋人の秘密に辿り着く。 勝目梓的テーマだが、より複雑にかつ暴力と性描写を最小限に抑えている。 ハードボイルドに分類されるのだろうが、主人公がラガブリンを愛することころなど、洒落た探偵小説として読んでもいいんじゃないかな 登場人物が多い。作者は意図的に重要人物であるか否か分かりにくくしている。読みながら、メモしていかないとついていけない。 2007/08/15

Anaje

1
自分の過去に背を向け 涙を流せない男が幻の女を追いかける 銃もカーチェイスも情事も札幌の街もでてこないけどハードボイルド2018/03/02

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