2010年の殺人

2010年の殺人

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048728911
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

2010年3月―。連立与党の一翼を担う錦木は癌に冒されていた。限られた余命、しかし政治課題は山積している。そこにある話が持ち込まれた。記憶の転写が可能であると―。それは永遠の生命を得ることなのだ。錦木は自分の記憶を受けてくれる青年秘書泊に全てをまかせた。移植は成功し、同一記憶を持つ二人の男が誕生した。その日から記憶を共有する男達の人生が始まり、そして一日ごとに二人の間の亀裂は深まっていった。人が人であるべき存在理由はどこにあるのか。その根源に迫る書下し異色ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

朱音

3
医学と政治家を絡めて書かれているのでちょっと入り込みにくいかもだが私は面白かった。「人の心とは」「私とは」のようなことはSFではクローン人間の時によく問題になったりしているが、この話のような展開にもなりそう。ラストもこうなるしかないよな、って感じで納得はした。ちょっと文体がイマドキではない気はするが。ちょい昔のサラリーマン内幕モノっぽい文体かも。2009/07/11

デナーダ

0
微妙2008/07/13

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