灰姫 鏡の国のスパイ

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灰姫 鏡の国のスパイ

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048727594
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

北朝鮮の地下に潜り、日本に高度な情報を提供している謎の人物〈灰姫〉をめぐり展開する果てなき謀略の数々。大型新人渾身のポリティカル・サスペンス。第十三回横溝正史賞優秀作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ken_sakura

12
嫌いじゃない♪( ´▽`)もっと分からないまま行くしかないハルビンカフェ(^。^)人物は魅力的。物語は読み難い。次作が読みたいと感じたデビュー作。諜報小説。官公庁を顧客に外国を調査する会社が舞台(みたい)蓮見から主人公小林に何かが引き継がれた物語と読んだ。全員手前勝手。著者は男よりずっと強い生物と女を理解しているようで、ヒロインの笑子が可笑しい。中野重治「雨の降る品川駅」の、小林の感じ方がお気に入り。丹野、金浩永、灰姫の心の交感を著者なりに字を連ねて書いて欲しいと感じた。巻末に横溝正史賞受賞作無しの選評2017/10/01

mnagami

3
わかりにくいんだが雰囲気は好きな小説。打海文三、3作目だけど他も読んでみたい2021/06/18

テキィ

3
久しぶりに再読。以前読んだときはご存命だったし、ル・カレへの心酔・影響も知らなかったため、異なった視点で読めた。確かに、読みにくい面はあるが、笑子のキャラクター描写は紛れもなく打海さんのそれだ。幾層にも積まれた関係描写も好ましく感じた。2011/11/04

kamakurasanma

3
少しばかり読み辛かった。本書を最初に読んでしまうと打海文三を敬遠してしまう恐れがあるかもしれない。本書では筆者の才能はまだ炸裂していない。2011/07/11

月をみるもの

2
これで打海さんの全作品を網羅してしまった。。。読みにくいのは確かだけど、ハルビン・カフェから応化戦記に至る道筋が確かに見える。2015/01/26

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