内容説明
神奈川県西部に世界史上繁栄を極めた三つの都市を再現した大型テーマパークが完成しつつあった。オープンを控えたある日、女性スタッフの惨殺死体が発見され、建設会社の社員、小田切は事件の背後を調べ始めるが…。巨大な事業の陰に渦巻く人間関係に鋭く迫る本格ミステリー。第12回横溝正史賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みっぴー
45
第十二回横溝正史賞。はっきり言って、読むのは苦行でした。19世紀のロンドンやローマ帝国を模したテーマパーク内で起こる連続殺人。パーク内の仕組みや造りが全く理解できず、殺人の動機も全く理解できず、登場人物は機械のよう。ごめんなさい。いい点が見つけられません。2017/11/19
コマンドー者
1
92年度横溝正史ミステリ大賞受賞作。ハイテクテーマパークを舞台にした殺人事件と設定だけは目新しく面白そうなのだが、肝心の中身は、下手くそな文章と構成、期待外れのトリックと、何でこれが大賞なのかと疑問符の付く作品。2025/11/12




