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内容説明
「許さない。お前を殺す―バーストポイントが全部なくなって、加速世界から消えるまで、殺し続ける」再び“クロム・ディザスター”となってしまったハルユキは、“アッシュ・ローラー”を痛めつけていたアバターたちを鬼神のごとき力で瞬殺する。そして、深部まで完全に“災禍の鎧”と融合してしまうのだった。滅ぼすべき敵を求めて“加速世界”を飛翔するシルバー・クロウ。そして彼は、次なるターゲットとして、“ISSキット”とその制作者たる“加速研究会”に憎悪の矛先を向けた。誰も制止不能の狂戦士。そんな彼の前に、一体のアバターが立ちふさがる。その名は、“グリーン・グランデ”。最強の大盾、“ザ・ストライフ”を携える絶対防御の“緑の王”と、呪われた狂気のアバターが激突する―!“災禍の鎧”編、完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
82
まさかの、続く三連コンボで長かった『鎧』編もこれにて無事閉幕。黒子猫さん扱いされている獣が何ともいえずに可愛いです。誰かがクリアしてくれるまで、ひたすら待つ事を選んだ緑の王と、その先を自らの手で知りたかった黒の王。最古参二人の生き様が見事でした。現実にはわずか七年、だけど降り積もるそれぞれの時は、もう七千年にもなる。何か子供のまま心だけが別の時を刻むネバーランドのような印象です。しかしヒャッハーさんといいそろそろハルは、本気で男の子の友達を作った方がいいと思う。そして雪姫様露出が……いえ、剣呑剣呑。2012/05/24
Yobata
49
憎悪にとらわれクロムディザスターを覚醒させたシルバークロウ。アッシュローラーを痛めつけていたアバター達を瞬殺するが、憎悪は収まらない。シルバークロウの次なる標的はISSキットと加速研究会。そんな彼の前に、緑の王グリーングランデが立ちふさがる。さらに現実世界でもハルユキを救うため黒雪姫やフーコ、そして謎の少女が手を差し伸べる。呪いを解くことを決意したハルユキは災禍を救うためある行動に出る…。まさかアッシュの中の人があんな方だったなんて…。全て持ってかれたw「災禍の鎧」編完結、長かったねw→2012/07/30
オセロ
39
災禍の鎧編解決ですが、そこに至るまでの過程がとにかく良かった。今までやってきたことのどれが欠けてもこの結末には至らなかったのは間違いないけれど、まだまだ伏線は残っていて、続きが楽しみです。2024/08/26
加速少年
21
最高かよ……。いや最高だよマジで。長かった災禍の鎧編もようやく完結。長かった分、感動が大きい。今巻ではついにあのアバターの中の人が登場し、ハーレム要員がまたまた増えちゃいましたね。アッシュさんは漢だった。良いキャラしてる。実はシスコン?だったり意外な一面も。緑の王はやはり強かった。側近のパウンドさんも良いキャラしてた。ブラックバイスはゲス野郎。鎧の獣とハルユキの奇妙な関係も良い。なんか和む。ハルユキはホント、成長したな。所々に1巻の台詞とか入れてくるのが最高だわ。自分は、やはりアクセルワールドが大好きです2015/10/10
わたー
19
感想埋め。災禍の鎧編の完結。長かった。実に長かった。だけど、それだけ熱い展開も多くて、終わってみれば、その長さに見合う内容だったように思う。まあ、いいところで次巻に続くのだけは勘弁願いたかったが。また、今回は1巻からクロウの良きライバルだったアッシュ・ローラーのリアルが明かされたのも衝撃的だった。アバターと全く違うやんけ。
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